会場は静まり返った。
静寂の中、砂塵が舞い上がり人々は咳き込んでいる音がざわざわと響く。
「エリファス、良く聞け!王は死んでなどいない」
「・・っどういうこと?」

「あれは術者が作り出した空間に閉じ込めておく呪いだ」
「良かった・・・」
全身の力が抜けて、倒れそうな瞬間アルモントが受け止めてくれた。
「問題はどうやってヤツを探しだすか・・エリファス?」
 13の子供には衝撃過ぎたのだろう、気を失ってしまっている。
 
 
 
 あれは数十年前に禁呪に指定されたはず。
あるイカれ狂った魔術師が罪も無い子供やそのお母さんが無差別に殺されていった。
その時に、レヴィー家当主が立ち上がり公平と秩序を守るために煉獄が造られた。
 いろんな思いが頭を過ぎったが気を失ったエリファスを抱えて、部屋へと向った。


―バタンッ―
「エリファスー!」
ドアがバタンっと開き、2名の女性が現れた。
「こら! お前たち陛下は寝ておられるのだぞ」
「ごめんなさい、急に倒れたってきいて・飛んできたのよ!」
言葉通り、バズーカガールズは止まることを知らなかったようだ。
息を切らしながら来たのだった。
「王は陛下を庇い、禁呪で何者かに囚われた・・」
「・・そんなっ!」